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UMA・未確認生物 / 北アメリカ

北米の空には人をさらう巨大な鳥がいる

翼を広げれば小型飛行機ほど。少年を空へ持ち上げたという巨大な鳥の話が、アメリカで語られています。

Since:先住民の伝承〜20世紀の目撃談Evidence:3

北アメリカの先住民の間には、雷を起こす巨大な鳥の伝説が伝わっています。その翼のはばたきが雷鳴となり、目から放つ光が稲妻になる。人々はその鳥をサンダーバードと呼び、畏れ敬ってきました。トーテムポールのてっぺんに、翼を広げた大きな鳥が彫られているのを見たことがある人もいるかもしれません。

伝説の鳥は、ただの神話にとどまりませんでした。19世紀以降、アメリカ各地で、翼を広げると数メートルにもなる巨大な鳥を見たという話が語られるようになります。まるで翼竜のような姿だったという証言まであります。目撃の多くは、広い平原や山地など、空が大きく開けた場所から報告されているとされます。

なかでも有名なのが、1977年にイリノイ州で起きたとされる出来事です。家の庭で遊んでいた10歳の少年に、2羽の大きな鳥が舞い降り、1羽が少年をつかんで少し持ち上げた、と報じられました。少年は叫び声を上げ、鳥はすぐに彼を放して飛び去ったと言われます。その場にいた家族も、大きな鳥が飛び去るのを見たと話したとされます。

空を見上げたとき、ふと大きな影が横切ったら。その影の持ち主は、伝説の巨大な鳥なのかもしれません。伝説と現代の目撃談は、今も一本の糸でつながっているかのようです。

  • 先住民の神話

    北米の先住民の多くの文化で、巨大な鳥の伝説が語られてきたとされます。広い地域で共通して伝わっていることが、信じる人の根拠です。

  • 少年がつかまれた事件

    1977年のイリノイ州の出来事では、複数の人が大きな鳥を見たとされます。少年をつかむほど大きな鳥がいた証拠だ、と考える人もいます。

  • 幻の写真の記憶

    巨大な鳥を仕留めて並べた古い写真を見た、と語る人が少なくありません。ただ、その写真はいまだに見つかっておらず、それ自体が謎になっています。

現在、北米最大級の鳥であるカリフォルニアコンドルは、翼を広げると3メートル近くになるとされます。1977年の事件については、ヒメコンドルなど実在の大型の鳥が関わっていた可能性が指摘されていますが、鳥が子どもを持ち上げられるかについては疑問視する声もあり、はっきりとしたことは分かっていません。

また、多くの人が「見た」と語る巨大な鳥の写真は、どこにも見つかっていません。似た記憶を多くの人が共有する現象の例として、研究者の関心を集めることもあります。先住民の伝承のサンダーバードは、自然の力を象徴する神聖な存在として、今も大切に受け継がれています。

ちなみに、太古の南米には、翼を広げると6メートルを超えたとも推定される巨大な鳥アルゲンタヴィスがいました。数百万年前に生きていた、空を飛ぶ鳥としては史上最大級とされる種類です。人をさらう巨鳥は空想でも、かつて空にはそれに近い大きさの鳥が本当にいたのです。

さて、あなたはどちらを信じますか。この噂、誰かに話したくなったら