オハイオの川辺にはカエル男が棲んでいる
深夜の道路に現れた、カエルの顔をした二本足の生き物。目撃したのは、なんと勤務中の警察官でした。
噂の内容
アメリカ・オハイオ州の南西部、リトル・マイアミ川が流れる小さな町ラブランド。その名前とは裏腹に、この町には奇妙な生き物の噂があります。カエルのような顔をして、二本足で立ち、川辺をうろつく生き物。人々はそれを「ラブランド・フロッグマン」と呼んでいます。
最初の目撃は1950年代にさかのぼるとされます。夜道を車で走っていた男性が、橋の下にカエルのような顔をした人型の生き物が何体もいるのを見た、という話です。身長は1メートルほどで、しわのある皮膚をしていたと言われます。男性は恐ろしくなり、急いでその場を離れたとされます。
そして1972年3月、話は一気に現実味を帯びます。夜間にパトロールをしていた警察官が、道路の上にうずくまる奇妙な生き物を見たというのです。ヘッドライトに照らされたその生き物は、立ち上がってガードレールを越え、川へと姿を消したと言われます。数週間後には、別の警察官も似た生き物を目撃したとされます。警察官はしばらくの間、目の前で何が起きているのか分からなかったとも言われます。
警察官が二人も見たというのだから、ただごとではありません。ラブランドの川辺では、今も夜になると、何かが水の中から見つめているのかもしれません。町の人々は、この話を半分冗談、半分本気で語り継いできました。
ささやかれる証拠
警察官に
よる 目撃 1972年には、勤務中の警察官が目撃したとされます。職務中の警察官の証言として、特に重く受け止められてきました。
複数の
目撃が 続いた 1950年代から1970年代にかけて、別々の人が似た生き物を見たとされます。一人の見間違いでは片づけられない、というのが信じる人の考えです。
水辺と
いう 共通点 目撃はいずれも川の近くで起きたとされます。水辺に棲む生き物だとすれば、辻褄が合うというわけです。
表向きの説明
1972年に目撃した警察官の一人は、のちに、あれは大きなトカゲのような生き物で、誰かが逃がしたペットだったのではないかと語ったと伝えられています。夜の道路で、ヘッドライトの逆光の中で見た姿が、実際よりも奇妙に映った可能性が考えられています。そのトカゲは尾が欠けていたとも言われ、それが人型に見えた一因ではないかとする見方もあります。
1950年代の目撃談については、詳しい記録が乏しく、どこまで正確に伝わっているのかは分かっていません。今ではフロッグマンは町のちょっとした名物として親しまれ、ユーモラスな存在として語られることが多くなっています。
ちなみに、オハイオ州の川には、北米最大級のサンショウウオとされる「ヘルベンダー」が棲んでいます。体長は大きなもので70センチ前後になるとされ、しわしわの皮膚が特徴です。日本のオオサンショウウオの仲間で、オハイオ州では絶滅が心配される貴重な生き物として保護されています。
さて、あなたはどちらを信じますか。この噂、誰かに話したくなったら