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陰謀論・秘密結社 / 地底世界

地球の内部は空洞で、地底人が暮らしている

足元のはるか下には、もう一つの太陽と、私たちの知らない文明がある。何百年も語られてきた噂です。

Since:17世紀〜Evidence:4

私たちが立っている地面の下には、何があるのでしょうか。どろどろに溶けた岩、そして灼熱の金属の核。学校ではそう習います。ところが、地球の中は実は空っぽで、そこには別の世界が広がっている、という説が何百年も前から語られてきました。

空洞の中心には小さな太陽が浮かび、内側の大地を照らしている。そこには私たちより進んだ文明を持つ地底人が暮らしている。東洋の伝説に登場する理想郷シャンバラや、地下王国アガルタこそ、その世界なのだ、と。19世紀のアメリカでは、極地の穴を目指す探検隊を送るべきだと、議会に働きかけた人物までいたとされます。

入り口は北極と南極にあるとされます。極地の上空から撮影した写真に、黒い穴のようなものが写っていると話題になったこともありました。南極を探検したアメリカの軍人が、極地の先で緑の大地と巨大な生き物を見たと秘密の日記に記していた、という話まで広まっています。その日記の中身は、長く伏せられてきたのだと語られます。

UFOは宇宙から来るのではなく、地球の内側から飛び出してくるのだ、と考える人もいます。私たちの足元で、誰かがこちらを見上げているのかもしれません。地震や火山の噴火さえ、地底世界の活動のあらわれだと語る人もいます。

  • 著名な科学者の仮説

    ハレー彗星で知られる天文学者エドモンド・ハレーも、17世紀に地球内部の空洞説を提案したとされます。一流の科学者が唱えた説なら、と信じたくなるものです。

  • 誰も見たことがない

    人類が掘り進めた穴は、地球の大きさからするとほんのわずかです。直接確かめた人がいない以上、何があってもおかしくない、という理屈です。

  • 極地の写真

    極地の衛星写真に黒い部分が写っているとされ、入り口の証拠として紹介されてきました。一枚の写真のインパクトは大きいものです。

  • 世界各地の地下伝説

    地下の王国や地底の民の伝説は、世界のさまざまな文化に残っています。偶然の一致ではないのでは、と考える人もいます。

エドモンド・ハレーは1692年、方位磁針のずれを説明するために、地球の内部が何層もの殻になっているという仮説を発表したとされます。当時は地球内部を調べる手段がなく、こうした説が真剣に議論された時代でした。

現在では、地震の揺れが地球内部を伝わる様子の分析から、地球は地殻、マントル、液体の外核、固体の内核という層でできていると考えられています。1936年にはデンマークの地震学者インゲ・レーマンが内核の存在を示しました。極地の黒い穴とされる写真は、撮影時に日光が当たらなかった部分などとして説明されています。

ちなみに、人類がこれまでに掘った最も深い穴は、旧ソ連が掘削したコラ半島の超深度掘削坑で、深さは約1万2000メートルに達したとされます。それでも地球の半径の0.2パーセントほどにすぎません。地球の内側は、今も人類が直接たどり着けない未知の世界なのです。

さて、あなたはどちらを信じますか。この噂、誰かに話したくなったら