文字
陰謀論・秘密結社 / 古代遺跡

ナスカの地上絵は宇宙人へのメッセージだった

地上からは何が描かれているのか分からない、巨大な絵。空からしか見えないのは、空の誰かに向けたからだという噂です。

Since:1960年代〜Evidence:4

南米ペルーの乾いた大地に、巨大な絵が描かれています。ハチドリ、サル、クモ、そして何百本もの直線と三角形。一つひとつの絵は数十メートルから数百メートルにも及び、地上を歩いていても、それが何の形なのかまったく分かりません。線や図形の数は、数百にも及ぶとされます。

20世紀になって飛行機が空を飛ぶようになり、ようやくその全貌が明らかになりました。では、飛行機のない時代に、誰が、誰に見せるために描いたのでしょうか。描いた本人たちでさえ、完成した姿を空から眺めることはできなかったはずです。

1960年代、ある作家が大胆な説を唱えます。まっすぐに伸びる線は、宇宙から来た者たちの滑走路だったのではないか。地上絵は、空を飛ぶ訪問者への目印であり、メッセージなのだ、と。中には、空港の滑走路のように幅の広い台形の図形もあります。この説を紹介した本は世界的なベストセラーとなりました。

さらに、ある山の斜面には、丸い頭に大きな目をした人物のような絵があり、「宇宙飛行士」と呼ばれています。古代の人々は、空から降りてきた何者かの姿を大地に刻んだのかもしれません。絵は長い年月を経ても消えることなく、今も大地に残り続けています。

  • 空からしか見えない

    地上では全体像が分からず、上空から見て初めて形が分かります。見る相手は空にいたのでは、と考えるのはごく自然な発想です。

  • 驚くほど正確な直線

    起伏のある土地を何キロもまっすぐに伸びる線があるとされます。高度な測量技術がなければ無理だ、と感じさせる精度です。

  • 宇宙飛行士の絵

    丸い頭と大きな目を持つ人物像は、ヘルメットをかぶった宇宙飛行士を思わせます。古代人が異星人を見て描いたのでは、という想像を呼びました。

  • 目的が分かっていない

    何のために描かれたのか、確定的な答えは今も出ていません。謎が残されていることが、宇宙人説の入り込む余地になっています。

ナスカの地上絵は、紀元前後から数百年の間に栄えたナスカ文化の人々が描いたと考えられています。地表を覆う赤茶色の石を取り除き、下の明るい色の地面を露出させることで線を描いており、杭と縄を使えば大きな図形も描けることが実験で示されています。雨がほとんど降らない気候が、長く残った理由とされます。

目的については、雨や水に関わる儀礼のための道だったという説など、複数の研究が進められています。長年この地で調査を続けたドイツ出身の研究者マリア・ライヘの尽力もあり、1994年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ちなみに、ナスカの地上絵の研究では日本の山形大学のチームが大きな役割を果たしています。現地に研究所を設けて調査を続け、近年はAIも活用して、それまで知られていなかった地上絵を数多く新たに発見したと発表しています。2000年前の絵が、最先端の技術で今も見つかり続けているのです。

さて、あなたはどちらを信じますか。この噂、誰かに話したくなったら