9.11はアメリカ政府の自作自演だった
飛行機がぶつかっていない47階建てのビルまで、なぜ崩れ落ちたのか。この疑問から巨大な陰謀説が生まれました。
噂の内容
2001年9月11日の朝。ハイジャックされた旅客機がニューヨークの世界貿易センタービルに次々と突入し、ツインタワーは炎と煙に包まれて崩れ落ちました。世界中が言葉を失ったあの日、実はもう一つのビルが倒壊していたことを覚えている人は、意外と少ないかもしれません。
それが世界貿易センター第7ビル。47階建ての高層ビルで、飛行機は一機もぶつかっていません。それなのに、同じ日の夕方、まるで建物の解体工事のように、真下へとまっすぐ崩れ落ちたのです。
ここから疑惑が広がります。あの崩れ方は、計画的に仕掛けられた爆薬によるものではないか。テロはアメリカ政府が中東での戦争を始める口実を作るために仕組んだ、あるいは少なくとも黙認した自作自演だったのではないか、と。
2005年には、こうした疑問をまとめたインディーズのドキュメンタリー映像がネットで公開され、爆発的に拡散しました。さらに、あるテレビ局が第7ビルの倒壊を実際より前に報じていたという話まで掘り起こされ、疑念はますます深まっていきます。公式の調査報告が出た後も、支持者たちは独自の検証を重ねてきました。事件から20年以上がたった今も、ネット上では真相を追う人々の議論が絶えません。
ささやかれる証拠
衝突のない第7ビルが崩壊
飛行機が衝突していない高層ビルが倒壊したという事実は、多くの人に強い違和感を与えました。陰謀説の中でも、最も繰り返し取り上げられるポイントです。
解体工事のような崩れ方
ビルがほぼ真下へ一気に崩れ落ちた様子が、爆薬を使った制御解体に似ていると指摘されました。映像の印象の強さが、疑いを広める大きな要因になっています。
倒壊前の報道とされる映像
あるテレビ局が、第7ビルがまだ立っているうちに倒壊を伝えていたとされる映像が話題になりました。事前に知っていたのでは、という憶測を呼んでいます。
その後の戦争との関係
テロの後、アメリカはアフガニスタン、さらにイラクへと軍事行動を広げました。事件が結果的に戦争の口実になった、という見方が、自作自演説を後押ししています。
表向きの説明
2004年に公表された米政府の独立調査委員会の報告書は、テロは国際テロ組織アルカイダによって計画・実行されたと結論づけています。同時に、情報機関の連携不足など、テロを防げなかった政府側の問題点も指摘されました。
第7ビルについては、米国立標準技術研究所(NIST)が詳しい調査を行い、2008年の最終報告で、ツインタワー崩壊時の破片によって起きた火災が長時間続き、熱で膨張した鉄骨の損傷から建物全体が崩壊したと説明しました。爆薬が使われた証拠は見つかっていないとしています。倒壊前の報道とされる件は、混乱の中での誤報だったとテレビ局側が説明しています。
ちなみに、NISTの報告によれば、世界貿易センター第7ビルは、主に火災が原因で崩壊した高層ビルとして知られる初めての事例とされています。この結論を受けて、高層ビルの耐火設計や避難に関する基準の見直しが提言されました。悲劇の教訓は、今の建物の安全にも生かされているのです。
さて、あなたはどちらを信じますか。この噂、誰かに話したくなったら